こんにちは!
ゆかぴー (@yuka_murao)です。
わたしは大学4回生のとき、志望業界の東京の企業から内定を頂いており、新居も決まり引っ越しも済ませて、「あとは卒論を書いて大学を卒業するだけ!」というときに留年しました。
その時の経緯は、こちらの記事で少し触れています。
それはもうお先真っ暗、何をどうすればいいかわからない状態。今回は、そんなときにするべきことをわたしの経験を踏まえてご紹介します。なかなかレアな情報ですよー!
目次
1. 家族に留年したことを伝える
まず、最初の難関。自分の家族に留年したことを伝えましょう。
わたしは、留年が決まったその日、大学にいたのですがそのまま家に帰れなくてなぜか新幹線で東京の新居に向かおうとしました。ですが、母親からの「とりあえず家に帰って来なさい」という鬼LINEにより新横浜で途中下車。実家の大阪に戻りました。現実逃避もいいとこですね。
まずは、逃げずになぜ留年に至ったかの経緯を話してください。きっとすぐには受け入れてもらえないでしょう。わたしも、1ヶ月くらい父親はまともに口を聞いてくれず、母親とは泣きながら毎日言い合いをしました。
大学に入るまで勉強面で心配をかけたことがなく、親もショックだったのだと思います。ですがこの時、これまで無意識に「良い子」でいようとしていたことに気づき、初めて本音をぶつけました。
今思うと、この時に本音で色々と話し合えてよかったですね。じゃないと今でも「良い子」のままでした。
2.ゼミの先生と今後のことについて話し合う
家族に話したら、次はゼミの先生と今後のことについて話し合いましょう。わたしの場合、卒業論文の単位だけを落としてしまい、それ以外の単位は全て取得していました。
そんなわたしには、3つの選択肢がありました。
①内定先に半年間、入社を待ってもらう
1番理想的なのは、これです。卒業論文の単位だけだと前期でもう一度執筆して、9月卒業することができるんですよ。なので、内定先の企業に事情を説明して9月まで入社を待ってもらう必要があります。
②前期を休学して就活して、後期だけ復学する
1番の選択肢がダメで、内定取消しになった場合もう一度就職活動をしなければいけません。ただし、先ほども言った通り、卒業論文だけなら半期だけ大学に在籍したら大丈夫なんです。
わたしの大学の場合、休学するのにはお金がかからなかったので金銭的な面を考えるとこちらの選択肢がベストですね。
③前期、後期ともに大学に在籍して就活をする
ただ2番の選択肢の場合、休学中に就職活動しても大丈夫なのかが不安でした。わたしの大学では、休学中でも就職活動に必要な単位取得証明書や卒業見込み証明書を発行することができ、就活することが出来ましたが、どうしても気になる、と言う方は休学せずに就活しましょう。
3.内定先に事情を話し、相談する
とりあえず、今後どうなるかは内定先の企業次第。留年した旨と9月まで入社を待ってもらえないかということを電話で人事部の方に相談すると、会って直接話しが聞きたいので東京まで来てほしいとのこと。
3月2週目の週末に東京に行き、事情と留年に至るまでの経緯を説明しました。途中、泣いてしまっても終始優しい対応をしてくださりひたすら感謝。入社まで1ヶ月を切ったときに、内定者が留年したとか本当に泣きたいのは企業の方なのにね。
その後に、「せっかく来ていただいたのにランチでも」ということで、お昼ご飯までご馳走に。
「こんなに誠実に話しを聞いてくださって、ランチまでご馳走してくれたんやから大丈夫やろ!」と意味のわからん自信が湧いていました。9月入社する気満々でいたところ1週間後に電話がかかって来て、やっぱり9月まで待つことは出来ないとのこと。
あっさり内定取消しとなり、わたしは結果的に前期を休学して就活をもう一度することになりました。
4.新居の解約手続きをして、引き上げる
就活の前に、新居を引き上げないといけません。不動産管理会社への連絡、引越し業者への依頼、不要な家電の引き取り、荷物の梱包、郵便の転送届け、電気・ガス・水道への停止の連絡…そして、部屋を掃除して大阪の実家に帰り、荷物の受け取りと荷ほどき。
やるべきことがいっぱいあり、なかなか大変でしたね。留年、内定取り消しと精神的にも辛いですが、がんばってください。
5.就職活動をもう一度始める
ひと段落したら、もう一度就職活動を開始しましょう。ちなみに、2度目の就職活動のときでも、面接で一度も留年のことについて聞かれたことはありませんでした。留年しても1回くらいなら、就職に不利になることはなさそうですね。
留年しての就職活動は引け目を感じることがあると思いますが、ここはもう開き直ってしまいましょう〜!
さいごに
今回は、内定が決まっているのにも関わらず大学を留年してしまった場合の対処方法をご紹介しました! その当時は、めちゃくちゃ辛かったですが、今では話しのネタにしてみんな笑ってくれるし自分にとっても必要な経験だったのではないかなと思います。
留年していなかったら、いま地域おこし協力隊としても活動出来てなかったしね。人生何があるかわからないからおもしろい。
ではではー!
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