こんにちは!
ゆかぴー (@yuka_murao)です。
わたしは、現在新卒で長野県辰野町地域おこし協力隊として活動しています。
辰野町にきて、初めて会う方に必ず聞かれること
「なんで辰野で地域おこし協力隊になろうと思ったの?」
いつもは簡略化して話してしまうのですが、
今回はなぜわたしが長野県辰野町で地域おこし協力隊になったかを
詳しくご紹介していきます!
目次
1.そもそも地域おこし協力隊ってなに?
「都会を離れて地方で生活したい」「地域社会に貢献したい」「人とのつながりを大切にして生きていきたい」「自然と共存したい」「自分の手で作物を育ててみたい」…。
今、都市に住む人たちがさまざまな理由で豊かな自然環境や歴史、文化などに恵まれた「地方」に注目しています。地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化などに悩む地方自治体が都市住民を受入れ委嘱。農林漁業の応援、住民の生活支援などの「地域協力活動」に従事してもらい、あわせてその地域への定住・定着を図りながら、地域の充実・強化を目指す取り組みです。
「JOIN ニッポン移住・交流ナビ」より引用
ざっくり説明すると、
国から年200万円の報酬費をもらって、地方に移住して
そこで地域を元気にするというお仕事です。
任期は最大3年間で、その間に自分が定住するための生業(なりわい)を
つくることが求められます。
わたしがいる長野県辰野町の場合、
自治体との雇用関係がないので週30時間活動をすればあとは何をしてもOK!
副業も、もちろん大丈夫。
その代わり、雇用保険・厚生年金などには加入できないので、
自分で国民健康保険・国民年金に入らなければいけません。
2.じゃあなんで新卒で地域おこし協力隊になったの?
住みたい環境とやりたいことが一致したから
一言でいうとこれですね。
わたしは、田舎に住みながら地域と人を繋げる仕事がしたかったのです。
観光、地方メディアとかそういうの。
自分の理想が叶わず苦しんだ就職活動
逆にいうと、住みたい環境とやりたいことが一致せずに
就職活動中はずーっと悩んでいました。
就職活動って軸が大事っていうじゃないですか。
わたしは、
- 地域活性化に貢献できる
- 「地域」と「人」を繋ぎたいそ
- 若いうちから裁量を持って仕事ができる
- スペシャリストよりジェネラリスト
- グローバルに働きたい
主にこの5つを軸にして企業を選んでいました。
業界としては、
- ホテル業界
- 旅行業界
- 交通運輸業界
- マスコミ業界
- 広告・印刷業界
こんな感じですかね。
そして「社会人として働く」という点において、
わたしが仕事内容とともにもう一つ重視した要素。
それが「どこに住むか」です。
わたしは、断然都会より田舎派。
ギュウギュウ詰めの通勤電車、高すぎる家賃、高いビルだらけとか嫌ですもん。
そうなると、地方で上記の軸を満たす企業を探さなくてはいけません。
…ぶっちゃけ、そんな魅力的な企業、地方にはないんですよね。
しかも、わたしは当時地方といっても滋賀県しか考えていませんでした。
大学生活がきっかけで、すごく滋賀のことが好きになったのです。
そうなると、もっと限られてきます。
しかし、滋賀県で働ければどんな仕事でもいいというわけではありません。
滋賀は製造業が盛んで、
電子部品メーカーの営業職とかならたくさん求人はありました。
けれど、どうしてもしっくりこなくて。
やはりわたしにとって、
「好きな場所で、好きなことがしたい」
このどちらも譲れなかったのです。
ですが、そんな贅沢は言ってられないと思っていた当時のわたし。
結局
- やりたいことを優先して、都会の企業
- 住みたい場所を優先して、滋賀県の企業
この2つを就職活動で受けていました。
「別に滋賀じゃなくてもいいんちゃう?」
留年をきっかけに2回就職活動を経験したのですが、
大学5回生の1月までずっとモヤモヤしていました。
当時、内定を頂いていたのは東京の不動産投資のベンチャー企業。
もはや、住みたい場所もやりたいこともどちらも叶っていません。
けれど、就職活動は思いだけでは何ともならないのが辛いところ。
内定を頂けたのは、そこしかありませんでした。
そんなとき、ふとFacebookページで見に止まったのが
長野県辰野町地域おこし協力隊の求人情報。
実は、初代辰野町地域おこし協力隊の子と友達で、
大学4回生の夏に一度辰野に遊びに行ったことがあったんですよね。
だから何となく、どんなところでどんな人がいるのか知っていました。
そして、活動テーマを見てみると、
「観光・移住定住促進による交流人口増」
!!!
まさにわたしがやりたいこと、そのものでした。
しかも、舞台は長野県!
登山好きなわたしにとって、これ以上ない最高の環境です。
「別に滋賀じゃなくても、
似たような環境で好きなこと出来るならそれでいいんちゃう?」
少し視点をずらして、こう思えたことが決め手でした。
身近に地域おこし協力隊の友だちがいた
これも大きな決め手となりました。
学生の頃から地域活動をしていたお陰で、
滋賀で地域おこし協力隊をしている同年代の友達が結構いたんですよ。
協力隊になる気なんて全くなかった頃から、
遊んだりしていて、協力隊ってぶっちゃけどんな感じか聞いていました。
その中で、どういう動きや考え方をすれば上手くいくか失敗するか
自分の中でイメージできていたのもあって後押しされました。
そうは言っても、新卒じゃスキルもないし何もできひんのちゃう?
わたしも、この不安はすっごくありました。
とりあえず3年くらいはベンチャー企業で働こうかな…とも思いました。
…いやいや、ちょっと待って。
とりあえず3年働いたら、わたし27歳になってるやん。
その頃に地域おこし協力隊という制度があるかもわからないし、
女性にとって27歳なんてすっごく大事な年齢。
わたしは結婚もしたいし、子供も産みたい。
協力隊制度があったとしても、その年からチャレンジする自信はありませんでした。
金銭的な意味でも、婚活的な意味でもね。
華の20代。しかも20代前半は一生返ってこない。
今なら、地域おこし協力隊の任期が終わった3年後は27歳…
たとえ、任期後の生業づくりが上手くいかなくても
素敵な人に出会えなくてもまだ何とかなる年齢。
ええい!
好きなこと思いっきり挑戦するなら今しかない!!!
そう思って、新卒での地域おこし協力隊という選択をしました。
3.さいごに
このような思いで、
わたしは現在辰野町地域おこし協力隊として活動しています。
まだ着任して、2週間ちょっとですがこちらに来て
最高の自然環境と人間関係の中でやりたいことしかしないという
最高の生活を送っています。
またこれから、町の魅力や活動内容についてもお伝えしていきますね。
ではでは!
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