こんにちは!
ゆかぴー (@yuka_murao)です。
みなさん、海外旅行の際にはパスポート持って行きますよね。ですが、アメリカに住んでいると国内線でも飛行機に乗る際パスポートが必要なことご存知ですか?今回は、わたしがアメリカ留学していたとき、そのことを知らずに大波乱の末パスポートなしで飛行機に乗ったお話しをご紹介します。
目次
はじめてのニューヨーク旅行
2013年9月、わたしはアメリカ・ミシガン州イプシランティという町に留学していました。渡米してから1ヶ月経っていない中、どうしてもヤンキースの試合が観たくて留学先で知り合った日本人女性とニューヨーク旅行を計画。
実質初めての海外旅行でかなりテンション上がっていました。ホテルや航空券、ヤンキースの試合・ブロードウェイミュージカルのチケットなどを予約し、スケジュールもばっちり。
しかし、事件は飛行機チェックイン前、デトロイト空港で起きました。
国内旅行にパスポートが必要だなんて…
わくわくしながら、最寄りのデトロイト空港に着きいざチェックインカウンターに行くと、
「Could you show me your passport,please?」
「……Passport…!?!?」
そう実はわたしたち、「国内旅行やしパスポートいらんよね〜危ないし部屋に置いて行こう」という会話をしていて、2人ともパスポートを持って来ていなかったのです。アメリカの国内線に乗るのに、身分証明書が必要なこと全然知りませんでした。
9・11の事件以降、テロ対策が強化されているアメリカでこのことは今思うと本当にバカです。事情を説明しても、なかなか理解してもらえないしますます疑われるばかり。しかし、ここで諦めて帰るわけにもいきません。
最後の決め手となったのは「国際学生証」
留学先の学生証、クレジットカード、キャッシュカードなどありったけの身分証明書になりそうなものを見せる中、最終的に信じてもらえたのは「国際学生証」でした。
国際学生証とは、ユネスコが承認している世界で通用する学生証です。
これを持っていれば海外の美術館や博物館、テーマパークなどで割引を受けることができるということで、日本にいるうちに発行していました。
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この学生証を発行している事務局に連絡を取り、渋々「これからは気をつけてね」と言われ、なんとか飛行機に搭乗することができました。 おそらくこの国際学生証がなければ、乗れていなかったので予め発行しておいて本当に良かった。
帰りは厳重な検査を受けることに
無事ニューヨークには行けたものの、1番の難関はデトロイトへ向かう帰りの飛行機でした。「行きは良い良い、帰りは怖い」とは正にこのことだなぁと実感。
行きに何とか乗れたので、帰りも大丈夫だろうと思ってチェックインカウンターに行くと、「お前ら何言ってんの?」と言わんばかりの呆れ顔。いくら事情を説明して、行きに国際学生証を見せて飛行機に乗れたと言っても、「IDカードを見せないと搭乗できない」の一点張りでした。
挙句の果てには、「これだからアジア人はダメなんだ。」という発言。いくらこちらに非があるにしても、さすがにこれにはキレそうになりました。何とか我慢して交渉に交渉を重ねた末、すべての荷物をX線検査にかけるのと、厳重な身体検査をすることを条件に乗れるとのこと。
別室に案内され、長時間の厳重検査を受けなんとか搭乗できることになりました。OKのサインが出たのは離陸数分前で、走って機内に飛び乗り、自分の席に着いた時は安心して泣きそうになったのを覚えています。きっとこのような経験は、今後の人生で二度としないでしょう。
まとめ
- 海外在住なら国内旅行でもIDカード(パスポート、免許証など)を持って行きましょう
- パスポートなしでも飛行機に乗ることが出来るが、そこにはかなりの労力がかかる
- 国際学生証は何かと便利なので、海外に行く際には発行していくべき
ということで、 以上アメリカ国内線の飛行機を危機一髪でなんとかパスポートなしで乗れたお話しでした!みなさんはぜひ気をつけてくださいね。
ではでは〜!
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