こんにちは!
ゆかぴー (@yuka_murao)です。
突然ですが、あなたは「論理的思考」できていますか?
わたしはつい最近まで丸っきりできていませんでした。
脳のつくりからして女性は感覚的で、男性は論理的なんですが、
まさにわたしはその典型的な例です。
「好き!」「楽しい!」「おもしろい!」
そんな理由だけで、やりたいことしかやりたくない。
とかアホなこと思っていたわけです。
もちろん、このような感覚も大切なんですが、
「仕事」となったときに、それだけでは通用しないな、
と感じたので、今回はそんなお話しをします。
目次
はじめに
![f:id:yuka_murao:20170428212735j:plain f:id:yuka_murao:20170428212735j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuka_murao/20170428/20170428212735.jpg)
わたしは、来月から町内テレビチャンネルとYouTubeで
移住者という外部の視点からみた長野県辰野町の魅力を伝えるべく、
月に一度テーマを決めて、自分で番組企画・取材・最終的には編集までします。
これはわたしが「アナウンサーやりたいです!」
と言ったのをきっかけに移住定住担当の職員さんが「いいね、やろうよ!」
といって、始まったものです。
あくまでも地域おこし協力隊の業務の一貫として。
となると、目的は「辰野町への移住者を増やす」となるわけなんですね。
ですが、勝手にわたしは「移住者を増やす」っていっても、
まだ辰野のことも、移住定住のこともわからないし。
また、移住者が一番求めている
「そこに移住してきた人の経緯や、理由」を軸に番組を作ったら
町民チャンネルで流す意味がなくなり、
わたしの目線から見た辰野町の魅力を伝える、というポイントから
も外れてしまう…と考え、
「わたしが良いと思った辰野町の魅力を発信する」
を番組の目的にしよう、と考えました。
自分がどのような立場なのかを認識する
![f:id:yuka_murao:20170428212836j:plain f:id:yuka_murao:20170428212836j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuka_murao/20170428/20170428212836.jpg)
もちろん、これを業務外の趣味のひとつとしてやるなら
このままの目的でも大丈夫なんですよね。
だけど、これは役場内で起案書を回し、
地域おこし協力隊の業務のひとつとして取り組むものです。
ただの遊びじゃありません。
そうなれば、何か目的が必要です。
「アナウンサーやりたい」「辰野町の魅力を伝えたい」
だけではダメなんですよ。
目的、コンセプト、手段の大切さ
![f:id:yuka_murao:20170426230557j:plain f:id:yuka_murao:20170426230557j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuka_murao/20170426/20170426230557.jpg)
何かを始めようとするとき、
「目的」「コンセプト」「手段」この3つをしっかり考えることが大事です。
中でも、重要なことは目的とコンセプト!
目的を達成するための手段は何通りもありますが、
この目的があやふやでは取るべき手段もわからないままです。
ですが、わたしは昔からこれを考えるのが
堅苦しい感じがしてイヤで、何より苦手でした。
イベントを主催したときも、
「何より楽しむ!」とか言っていましたからね。
今回の場合だと、
目的:辰野町への移住者を増やす
コンセプト:
- 大阪から移住してきたわたしが、外部から見た辰野町の魅力を10個のテーマにより動画配信する
- 嬉しい、楽しい、美味しい、と感じるものをピックアップする
手段:
- 毎月1個のテーマについて、キラリと光るヒト(ぴっかりさん)にわたしがインタビューに行き、広報センターにより動画を撮影する
- 撮影した動画を広報センターの協力のもとわたしが編集し、町内テレビチャンネルとYouTubeで発信する
となります。
「辰野町への移住者を増やす」という目的が「辰野町の魅力を発信する」
だとしたら、コンセプトも手段もあやふやになってしまって、
結果的に一貫性がなくなってしまいますよね。
でも、そうなったら移住希望者が求めているニーズを満たすために、
自分が良いと思った辰野町の魅力を伝えるという部分、
すなわち「個性」がなくなってしまうのではないか、と思いませんか?
他者の目線になって、そこから自分の個性を出していく
![f:id:yuka_murao:20170428213041j:plain f:id:yuka_murao:20170428213041j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuka_murao/20170428/20170428213041.jpg)
いやいや、そうじゃないんですよ。
ここで大事なのが、
「他者の目線になって、 その上で自分の個性を出していく」
という考え方です!
今回の場合、
他者(=移住をしたいと考えている人)の立場になってみて、
自分だったらどのようなことが知りたくて、
どのような伝え方をされたら辰野町に住みたくなるかなあ
と考えるということなんですね。
そういう目線を持って、わたしは辰野のここが良い!
と思うテーマを発信していけば、一貫性が生まれるし
そこからのやり方なんて何百通りがあります。
自分の個性を殺すというわけではない
この「自分が良いと思った辰野町の魅力」と、
「(移住希望者という立場から見た)自分が良いと思った辰野町の魅力」
は似ているようで、全然ちがいます。
何か目的を果たすために、自分の個性を殺す必要はありません。
ただ個性の活かし方が大事なんです。
「好き」だけではダメ
今までのわたしだったら、「自分が好き!自分が楽しい!」
と感じること以外はしたくない、発信したくないと思っていました。
でもその「好き」「楽しい」っていう感情だけでは、
上手くいかないこともあるんですよね。
そのような要素に、論理的思考を加えることで
ものごとは上手く回っていきます。
さいごに
![f:id:yuka_murao:20170428213244j:plain f:id:yuka_murao:20170428213244j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuka_murao/20170428/20170428213244.jpg)
「他者の目線」で考えたうえで自分の個性を出していくという考え方は、
今までわかっていたようでわたしに抜けていたものでした。
仕事をしていく上では、「好き」だけではなく、
このような「論理的思考」が必要なんですね。
これからは、論理的に物事を考えて
賢くお仕事していきますーー!
ではでは!
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